2月17日(金)新津地域交流センターにて、コロナ禍のため3年ぶりとなる「ボランティア交流会」を開催しました。
感染対策のために施設などでのボランティア活動が制限されている中、ボランティアの皆様も久々に顔を合わせたご様子でした。
ボランティアの皆様、元気力アップ・サポーターの皆様、施設の皆様、総勢61人が集まる盛況ぶりに加え、6つの施設とはzoomを繋げて利用者の皆様と交流しました。
当日の様子をお届けします。
1.コロナ禍に役立つ講話(新潟薬科大学)
新潟薬科大学から7名の学生が講話を担当。
感染症とは何か、 正しい手洗い・消毒の方法、マスクの付け方・外し方、感染対策など、コロナ禍でのボランティア活動に役立つ情報を教えてくださいました。
会場の参加者からは「わかりやすかった」「勉強になった」「知ってはいたけれどもっと丁寧に実践しようと思った」などの声が寄せられました。
また、薬科大生の皆様は講話以外にも、受付の補助や会場誘導、閉会後の後片付けを積極的に行っていただき大変助かりました。ありがとうございました。これからは地域でのボランティア活動にも参加されるそうです。期待しています!
2.活動紹介(秋葉かみしばいクラブ「青空」)
コロナ禍でも工夫して活動を続けている秋葉かみしばいクラブ「青空」さんは、今年度の活動紹介と、オリジナルの紙芝居の上演を行ってくださいました。
上演中の密を避けるためプロジェクターを購入し、普段の地域での上演活動でも活用しているそうです。
「困難な状況をもチャンスに変えているのが素晴らしい!」「ぜひ紙芝居上演をお願いしたい」「参考になった」などボランティアの皆様は良い刺激をもらったようでした。
3.ボランティア発表
彩りの会さんは踊りの発表に加え、会員自作の舞踊体操を会場みんなで行いました。
「新しい試みで楽しかった」「座りっぱなしだったので体を動かせて良かった」と会場からは笑顔が溢れました。
彩りの会の会員の方も「これからは身近な曲で創作していきたい」と意欲的。今後が楽しみですね。
渋谷一座さんは津軽三味線と唄を披露してくださいました。親族での芸能披露ボランティアは、なんと40年以上も続けていらっしゃいます!
気迫ある演奏と歌声に、自然と手拍子が広がっていきました。
会場は「活気があってものすごいパワー」と、元気をチャージできた様子でした。
4.施設との交流
6つの施設(グループホームふれあいの杜矢代田、さぽーとハウスさつきの、特別養護老人ホームあがうら、けやき福祉園、はあとふるあたごグループホーム新津、特別養護老人ホーム藤花)とはzoomを通して交流しました。
施設利用者の皆様と手を振り合う会場の様子は、心温まる瞬間でした。
「また施設に来てください。待ってます」「コロナが収まったらすぐ行きますよ!」と久しぶりの再会を喜び、言葉を交わしていらっしゃいました。
会場にいらっしゃった方からは、「対面で交流できて楽しかった」「ボランティア活動が地域の絆を育んでいることを感じられた」「早く活動に行きたい!」など、前向きな声を数多く頂戴いたしました。
また「以前から交流会を待ち望んでいた」という声もあり、コロナ禍であらゆる交流が途絶えていたことを心苦しく感じるとともに、この会を無事に開催できて非常に嬉しく思います。
秋葉区ボランティア・市民活動センターとしても、この交流会はボランティアの皆様と久々にお会いする貴重な機会となりました。ボランティアは「for」ではなく「with」。お互いが元気を送り合っているのだと、会場やzoomで参加してくださった皆様を見て感じました。気持ちを新たにボランティアをコーディネートし、盛り上げていく所存です。
いままでの活動で作り上げた「つながり」を大事に、工夫してボランティアを続けていきましょう!
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