平成31年4月1日に『新潟市手話言語条例』が施行されました。「手話が言語である」という
認識に基づき、手話によるコミュニケーションに関心のある方を対象に「初めての手話講座」
6月26日、7月3日、7月10日の3日間連続講座を19時~20時30分区内の手話ボランティアサークルの協力のもと
開催しました。参加者は、職場で手話が必要だと感じた看護師さん、美容師さん、薬剤師さん、
介護職の方や児童に関わる仕事をされている方や学生さん、日々の生活の中で手話を使って聴覚障がいの方と
お話してみたいと感じている方19名の参加でした。
1日目は聴覚障がいについての講義を行い、挨拶程度の手話を学びました。
挨拶と名前を伝えることができるだけでなんだかうれしくなってしまいます。
2日目はそれぞれの職場などで必要とする手話をグループごとにボランティアの皆さんに教わりました。
教わりたい手話は様々でしたが皆さん真剣に教わっていました。
3日目は聴覚障がい者と直接お話をする交流会をしました。自分の手話が通じたときは
とてもうれしそうでした。「終了です」の声が掛けられないくらい盛り上がりました。
聴覚障がいの方と受講者は、手話を使って上手にコミュニケーションをとることが出来
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。ほんの少しの手話が通じただけで聴覚障がい
の方とも通じ合えることわかったことと思います。
これを機会に、手話の楽しさや大切さを繋げていってほしいと感じました。
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