「住み慣れた地域で誰もが安心して暮らせる地域共生社会」の実現を目指し、秋葉区が抱える課題や、地域での先駆的・実践的な福祉活動を広く発信する場として、「秋葉区地域福祉推進フォーラム」を秋葉区文化会館にて開催しました。
令和7年10月17日(金)、平日にもかかわらず、オンライン参加を含め279名もの皆さまにご参加いただきました。
第1部では福祉功労者表彰式を行い、自治会長・町内会長として6年以上勤務または民生委員児童委員においては6年以上勤務し、特に功労のあった方7名、社会福祉協議会の役員として8年以上勤務し、特に功労のあった方1名、地域福祉活動を6年以上行い優秀な実績を示し、他の模範となる個人、団体または企業2名・2団体、社会福祉事業に20万円以上の金品を寄付した団体1団体を表彰しました。羽生会長より代表者へ表彰状と記念品が贈呈されました。
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第2部の基調講演では、「地域みんなで生活を支えるしくみをつくろう!」をテーマに、ご近所福祉クリエーターの酒井 保 様を講師にお迎えしました。ユーモアを交えた語り口と、地域に根ざした実践・体験に基づくお話は、多くの参加者にとって新たな気づきや学びの機会となりました。特に、「支える側・支えられる側」双方の視点の重要性や、日々の声かけやつながりといった社会参加がフレイル予防に効果的であることへの理解が深まり、地域における支え合いの意義を改めて実感する場となりました。
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続く実践報告会では、
社会福祉法人 親和福祉会 様
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こうめおたすけたい(小合地区内自治会)様
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みかた応援隊(南区味方コミ協)様
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上記3団体より、それぞれの立場から地域に寄り添う取り組みをご報告いただきました。社会福祉法人、自治会、コミュニティ協議会という異なる視点からの実践報告は、支え合い・助け合いの多様なかたちが地域に根づいていることを示すものであり、「地域みんなで生活を支えるしくみ」の具体的な実践例として、取り組みへの大きなヒントとなりました。
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参加いただいた方からのアンケートでは、「支え合い」の大切さや地域活動の意義を再認識したとの声が多く寄せられました。特に、声かけや社会参加がフレイル予防に有効であること、地域の茶の間やサロン活動の重要性、そして「支える側・支えられる側」双方の視点の必要性など、多くの気づきがあったとの感想がありました。また、講師の分かりやすいお話や、地域の多様な取り組みに対する共感も多く、今後の活動へのモチベーションにつながったとの声も多数寄せられました。
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また、地域福祉推進フォーラムの開催にあたり、新潟薬科大学の学生の皆さんも協力してくださいました。本当にありがとうございました。
秋葉区社会福祉協議会では、今後も地域共生社会の実現に向けて、関係機関・団体の皆さまと連携しながら、地域福祉活動に取り組んでまいります。引き続き、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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